市比賣神社【いちひめ】(京都市下京区本塩竈町)

2015年、NHKの「京都人の密かな愉しみ」を見た。鉄輪井の精というか霊というか、そのような女性(演じるは中越典子さん)が、井戸を掘る仕事をしている男性に取り憑く話があった。男性を助けたのが、女性事務員の「まなちゃん」(当社にある井戸「真名井」の精か、それとも、まなちゃんが当社本殿の前で消えたので御祭神?) このオムニバスドラマが気に入り、ロケに使われた当社に参拝した次第です。

境内入り口

境内入り口
「女人」という文字がやけに目についた。若い「女人」の参拝客も沢山目についた。
「おっさん」が入っていいのだろうか? なんてことはまったく思わず、参拝させて頂く。




手水舎

手水舎
なぜか「女人」っぽいと思った。




鳥居の奥に本殿

本殿
本殿

本殿
お若い「女人」の方が和装でご参拝。

御祭神
多紀理比賣命【たぎりひめのみこと】
市寸嶋比賣命【いちきしまひめのみこと】
多岐都比賣命【たぎつひめのみこと】
神大市比賣命【かみおおいちひめのみこと】
下光比賣命【したてるひめのみこと】
御祭神は「女神」様ばかり。




天之真名井

天之真名井
「まなちゃん」はこちらの水でお茶を入れていた。
井戸の上に並べられているのは姫みくじ

掲示
姫みくじ
授与所にてお受けください。一体八百円
お受けになられた姫だるまは
お守りとして持って帰るもよし
願い事を記入し置いていかれるもよし




絵馬

絵馬
赤いお姫様の絵馬には「女人厄除け」、ピンクのお姫様の絵馬には「女人守護」、黒いお姫様の絵馬には「諸願成就」と書かれている。
赤とピンクが圧倒的に多い。他にも絵の異なるものが何種類かある。
もし、「おっさん」いや男性が書くのなら、黒い絵馬を使う確率が高そうだ。




摂社 植松稲荷社

摂社 植松稲荷社



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home   作成:2016.04.28