奥山愛宕神社【おくやまあたご】(三重県伊賀市勝地)
勝地【かちじ】の村はずれに一の鳥居があったそうですが、今は存在しておりません。
参道入り口にあるこの鳥居が、現在の一の鳥居ということになるのでしょうか。
橋には、「奥山川」「権現橋」と書かれていました。
森の中の参道はいい雰囲気です。深山幽谷って感じ。
幟の寄進者の中には他府県の方々も見受けられる。
最後の急登 社殿が見えてきました。 |
社殿 右の建物が拝殿、本殿は木の陰で見えない。 |
祭神 火之迦具土神【ほのかぐつちのかみ】
慶長十三年(1608年)藤堂高虎が伊与国から伊賀に展封されたとき、随従した家臣山内某が、信仰していた火之迦具土神を現社地に鎮祀したのが始まりだそうです。
本殿(この写真は12月に撮影したものです。手前は拝殿の屋根。)
青山高原からだと下りになるのですが、初めて行かれる方には勝地【かちじ】方面から西斜面を登るコースをお勧めします。このコースをとりますと、参道の素晴らしい雰囲気を味わうことが出来ます。感動ものです。昔から、他府県にも広く信者の方々がおられるというのも納得出来ます。
登りと言っても参道入り口までの5〜6kmは、車で行く事が可能です。ただし林道で道幅は狭い。参道入り口から社殿までの500〜600mを足で登ります。名張からだとR165を津方面に走り近鉄伊賀上津駅辺りを左に折れ伊賀青山線を北上、勝地地区に入ると奥山愛宕神社の道標が右手に出ているので、そこから東へ登ります。
当社には5度参拝しております。(2008年9月時点)5月に参拝したおりは新緑が美しかった。2008年9月、雨上がりを狙って参拝致しました。登るにつれて霧が深くなり、すばらしい雰囲気でした。社殿のある辺りがブナの原生林だそうですが、どの木がブナなのか私にはよく分かりません。
青山高原側の鳥居(5月)
写真:2008.09撮影
home 更新:2008.09.22c 作成:2006.05.15