諏訪神社【すわ】(三重県伊賀市丸柱)
伊賀焼の本場、丸柱に鎮座する。
信楽方面へ行くとき、京都から帰るとき、私はこの神社の前を通る。が、参拝したのは、昨年(2009年)が初めてだった。
5月のゴールデンウィーク、ほとんど毎年と言ってよい頻度で、丸柱にある長谷園の窯出し市に出かけている。
が、このときは渋滞するほどものすごい数の車が丸柱に集まってくるので、ゆっくり参拝出来る雰囲気ではない。
昨年は、その陶芸教室で縄文式もどきの焼き物に挑戦した。7月、縄文式土器もどきが焼き上がったと連絡を頂いた。
ゆっくりと時間が流れる土曜日、焼き物をもらい受け、ふらりと神社に足を運んだ。
参道
陶製の狛犬 伊賀焼の里の狛犬は当然伊賀焼なのだろう |
拝殿 拝殿を写し終えた頃、華やいだ話し声が近づいてきた。小さな女の子達と彼女達のお母さんとおぼしき若い女性達だった。拝殿で舞いの練習が始まった。若い女性の指導のもと、女の子が舞う。指導する女性達も、小さい頃この拝殿で舞ったのだろうか。祭が近いのだろう。 |
境内掲示 祭神 健御名方命【たけみなかたのみこと】 大日霊貴命【おほひるめむちのみこと】 天兒屋根命【あめのこやねのみこと】 建速須佐之男命【たけはやすさのをのみこと】 大山祗神【おほやまつみのかみ】 速玉之男命【はやたまのをのみこと】 宇迦之御魂神【うがのみたまのかみ】 應神天皇【おうじんてんのう】 火之迦具土神【ひのかぐつちのかみ】 市杵島比賣神【いちきしまひめのかみ】 |
中央社殿の額には「津嶋牛頭天皇」の文字。左手に山神社がある。鳥居の右手前に力石。
棟札には 奉鎮祭 大山祗神 山神社本殿 一宇 平成元年 六月二十八日 奉造替山神社本殿氏子安穏祈文 の文字 |
丸柱の地名の由来は、この地から東大寺建立に使用する丸柱を献上したことによると、鵜宮神社(伊賀市島ヶ原)の宮司さんから教えて頂いた。丸太は柘植川から木津川へと下り、鵜宮神社の側を流れて、陸揚げされたところが木津。すなわち木の港である。
home 作成:2010.04.17