勝手神社【かって】(三重県伊賀市山畑)
神社入り口
祭神 正哉吾勝勝速日天之忍穂耳命 【まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと】 大山津見命【おおやまつみのみこと】 木之花佐久夜比賣命【このはなさくやひめのみこと】 天兒屋根命【あめのこやねのみこと】 国狭土命【くにさづちのみこと】 国常立命【くにとこたちのみこと】 豊斟渟命【とよくむすのみこと】 健速須佐之男命【たけはやすさのおのみこと】 火能迦具土命【ほのかぐつちのみこと】 大物主命【おおものぬしのみこと】 宇迦能御魂命【うかのみたまのみこと】 |
拝殿 |
本殿 |
山畑【やばた】の地は、昔から旱魃に見舞われる事が多く、常に雨乞いの願をかけていた。それで大和吉野の水分神社に願の火を受け、御神体はその御分神とも伝えられる。
明治37年〜明治41年にかけて、山神社など十五社を合祀している。
勝手神社・神事踊り
御旅所を出発 |
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神社に到着 |
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前日奉納相撲が行われた土俵の上で | ゆったりとした動きの優雅な踊り |
境内看板 三重県無形文化財指定 国、民俗芸能選択指定 神事踊り由来 神事踊りの起源が明らかでないが寛政二年光格天皇の代に、徳川吉宗公の善政老中であって松平定信の補弼が国家安穩国民奉平を祈るために、敬神思想向上として、村民を励ますために盛んに催したとされている。 悪疫流行、雨乞、豊作等の祈りを捧げ、これが神霊化し農民奉賽のための舞となったので、本来は五穀豊穣、村内安穩を祈る農村共通の風流系「カッコ」踊りの一つであろう。 踊りの種類は二十種類で楽長を中心にして楽太鼓打ち、中踊り、歌出し(立ち歌い、地歌い)、鬼、笛、籠馬、猿、(籠馬、猿は神社年番)総数二十名で構成され、毎年十月十日秋の大祭に境内において奉納し古代民俗芸能の内随一と目され昭和三十八年に三重県無形文化財指定、昭和四十五年日本万国博覧会の世界の花まつりに出演、翌四十六年国の民俗芸能選択指定を受ける。NHKのふるさとの歌まつりや全国民俗芸能大会、映画、テレビ等出演し格調高い風流踊りと目されている。 伊 賀 町 伊賀町観光協会 勝手神社神事踊り保存会 |
home 更新:2008.10.10 作成:2006.08.21