猿田彦神社【さるたひこ】(奈良市今御門町)
道祖神社とも
境内入り口
掲示(上の写真鳥居左)
奈良市今御門町壱番地鎮座
猿田彦神社(道祖神)
一、御祭神 猿田彦命【さるたひこのみこと】
市寸島姫命【いちきしまひめのみこと】
一、例 祭 九月七日
一、当社は人皇五十一代平城天皇の御代に元興寺境内に初めて御創祀申し上げた奈良市における神社であります。
宝徳二年元興寺大火後再度の火難に類焼し終に現状の小祠となりしは歎きても余りあります。
尚当社は往古より道祖神妻神塞神として名高く道開きの神に依り商売繁盛、開運招福の神であり、又良縁、安産の神即ち妻神として特に婦人に信仰が厚いのであります。
境内の巨石は賽の神として勝負の守護神として厚い信仰をあつめております。
古歌に
村のよめ 道祖神に願をかけ(明和)
この神社で気になるのは、左手にある聖石。『奈良市史』には、「道祖神社とも呼ぶ。鳥居、玉垣の中に大きい陽石がある。荒神といわれ、賽の神として勝負の守護神となっている。」とある。
祭神をお祀りする祠 |
聖石 |
写真:2012.10撮影
home 更新:− 作成:2020.09.04