志貴御縣坐神社【しきのみあがたにます】(奈良県桜井市金屋)

御県とは古代の大王(皇室)の直轄地で、大和に御県が六つあった。(倭の六御県【やまとのむつのみあがた】)域内には、県名を冠する添御県坐神社、山辺御県坐神社、志貴御県坐神社、十市御県坐神社、高市御県神社、葛木御県神社が置かれた。(いずれも式内社)


(googleマップより拝借しました)
志貴御県坐神社標柱
右標柱
「式内大社志貴」まで読め、後の文字は埋まっている。
背後に三輪山を望む。
志貴御県坐神社一の鳥居
一の鳥居



志貴御県坐神社二の鳥居

二の鳥居
(以上3枚の写真は2002.07撮影)




志貴御県坐神社拝殿

拝殿
右手に磐座の鳥居が見える




志貴御県坐神社本殿

本殿

祭神は現在大己貴命【おおなむちのみこと】(志貴御県神社明細帳)であるが、天津饒速日命【あまつにぎはやひのみこと】との説もある。
『姓氏録』【せいしろく】に「大和神別、志貴連は神饒速日命の孫日子湯支命の後なり、倭志貴県主等の祖」とあるからである。(『奈良県史5 神社』)




志貴御県坐神社磐座

磐座




志貴御県坐神社磐座

掲示
古代の祭祀跡「磐座【いわくら】」
 古代の時代、神を依代【よりしろ】とした磐座に降臨を願い祭祀を行っていました
 磐座が四つ一直線に並んでいる珍しい形態をなしています




志貴御県坐神社境内社 志貴御県坐神社境内社

境内社




磯城瑞籬宮伝承地の掲示

崇神天皇磯城瑞籬宮址の石標


掲示


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写真:2019.11、2002.07撮影
home   作成:2024.02.11