九頭神社【くず】(奈良県天理市苣原町【ちしゃわらちょう】)
参道
参道
鳥居の額には「九頭神社」の文字
当社の参道はホント素晴らしい。
いよいよ境内に入ります
境内奥に拝殿
拝殿より本殿を拝す
拝殿の額には、「惣社九頭神社」の文字。
もとは吉田神道の直轄で「惣社九頭神社」と書かれた額の裏に「神祇道官領 卜部朝臣良朝」の銘が刻まれている。(『天理市史』による)
本殿
御祭神:建御名方神【たけみなかたのかみ】
祭神は建御名方神になっているが、社名からいえば竜神信仰にもとづくものであろう。(『天理市史』による)
本殿前に、置かれた、ぶら下げられた、お供え物??
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『天理市史』には、「境内社には火産神社【ほむすびのかみ】、蛭子神社、琴平神社がある。」と三社が書かれているが、五社の祠が並んでいる。
祠には祭神名が書かれてるが古くて読みづらい。
左から、鹿島大神・春日大御神・天照大神、拾羅大神、奥津比め【口+羊】大神・奥津比古大神、金刀比羅大神、もう一社は読めなかった。
25号線を挟んで約500m程のところに、当社の境外末社須賀神社がある。祭神は素戔嗚尊。俗に「天皇さん」と呼ばれていたという。(『天理市史』)
境外末社須賀神社
祭神:素戔嗚尊【すさのおのみこと】
俗に「天皇さん」と呼ばれていたと『天理市史』に書かれている。牛頭天王をお祀りしていた可能性がある。
須賀神社の左手に祠がある。
左祠には市杵嶋姫命【いちきしまひめのみこと】、右祠には:迦具土神【かぐつちのかみ】・大国主命【おおくにぬしのみこと】と書かれている。
三柱をお祀りするこの二つの祠について天理市史に記述は無い。
須賀神社写真:2023.12撮影
写真:2015.08撮影
home 更新:2023.12.15a 作成:2023.10.08