水分神社【みくまり】(奈良県宇陀市大宇陀平尾)

一の鳥居

私が吉野・熊野方面に向かうとき、榛原からR370を走る。
あるとき、開けた空間に朱塗りの鳥居がポツンと立っているのが目についた。
その後何度かやりすごしたある日、引力に負けて鳥居に向かう細い道を進んだ。両部鳥居の額には「水分神社」とあった。
細い道をさらに奥に、民家を右にまく様に道なりに進むと水分神社があった。




境内入り口

境内入り口




境内

祭神
天照大神【あまてらすおおみかみ】
伊邪冊命【いざなみのみこと】
天水分神【あめのみくまりのかみ】
国水分神【くにのみくまりのかみ】
品陀別命【ほんだわけのみこと】

文武天皇の2年(698年)菟田野上芳野の水分神を勧請したと伝えられる。永禄三年(1560年)の『玉岡水分縁起』に「於神戸阿紀神社之郷、所以勧請水分明神於平尾村、旦為玉岡之社領」とあり、玉岡の社の末社としたとある。




本殿 本殿 本殿

覆屋の中に春日造の社が三殿。三社大明神とも言われる。貞享4年(1687年)改築の記録がある。
向かって右が第一殿、天照大神をお祀りする。
中央が第二殿、水分大明神、左が第三殿、白山大権現とも言われている。
残った色彩から創建当時の鮮やかさがしのばれる。が、古色蒼然としたこのたたずまいも良い。
そう思えるのも、地元の方々が常々奉仕されているからだ。いつうかがっても、美しく掃き清められていた。




平尾水分神社の若宮さん 若宮さん(国立民族学博物館にて撮影2019.10)
1月18日に執り行われる、おんだ祭りに登場される神様「若宮さん」。
全身にこよりが巻かれている。自身の身体に悪いところがあれば、その部位のこよりを貰って帰り、悪いところをそのこよりで撫でれば良いと言われる。左の画像ではこよりが少ししかないが、持ち帰られた後の状態なのかも知れない。


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写真撮影:2019.10、2009.06
home   更新:2019.10.12 作成:2009.07.05