篠畑神社【ささはた】(奈良県宇陀市榛原山辺三【やまべさん】)

一の鳥居

一の鳥居
階段を上り切った左手に二の鳥居がある。

境内掲示

篠畑神社
 祭神、天照皇大神、境内社、佐佐波多姫、「日本書紀」の垂仁天皇二十五年三月丙申の条に倭姫命が天照大神を祭祀するにふさわしい土地を求めて菟田篠幡に至り、更に還って近江国から東美濃を廻って伊勢国に入り伊勢神宮を創祀されたという話しが採録せられている。
のち、この頓宮の置かれた篠幡の地に天照大神を主祭神と崇めて鎮祭したのが本社の創祀であると伝えられている。「皇大神宮儀式帳」には、「佐佐波多宮」と出されており、平安時代にはこの社の原型になるようなものが成立していた可能性はある。




二の鳥居

二の鳥居
参拝したのは2004年5月5日の雨上がり、ツツジが咲いていた。




二の鳥居を振り返る

二の鳥居を潜り振り返ると、近鉄電車(大阪線)が通過した。




社殿

立派な社殿が見えてきた




社殿

本殿に天照皇大神【あまてらすすめおおかみ】をお祀りする
本殿は勿論神明造

神社略記
由緒
創立の年代は詳らかではないが日本書紀「垂仁紀」によると垂仁天皇は今から二千年以上も昔、垂仁天皇二十五年春三月丁朔【ひのとさく】、天照大神を豊鋤入姫命【とよすきいりひめのみこと】から倭姫命【やまとひめのみこと】に託して大神の鎮座地を求められた。倭姫命は菟田篠畑に詣で更に美濃を廻り伊勢の国に入られた・・・云々とある。
また、「皇太神宮儀式帳」によると、現大宇陀町迫間【はさま】にある阿紀の宮よりここ篠畑の宮に座し、次に伊賀の穴穂に・・・云々と記されている。
昭和年間までは境内に樹齢五百年以上の老杉が点在していたが相次ぐ落雷により枯損し止むなく伐採除去したが相当古くから元伊勢として祀られていた。




境内社

境内社
祭神:市杵島姫命【いちきしまひめのみこと】、相殿に篠畑姫神【ささはたひめのかみ】




拝殿




特殊神饌

秋祭りの神幸祭に供される篠畑神社特殊神饌
(御由緒より抜粋させて頂きました)



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home   更新:2024.01.10a 作成:2015.06.09