岩尾神社【いわお】(奈良県山辺郡山添村吉田)
参道入り口 |
急な階段の先に拝殿が見える |
境内 社殿の後ろに、小山の様に見える巨大な岩が御神体 |
境内掲示 山添村指定史跡 岩尾神社の神体石 (吉田区) 昭和四十一年九月二十日指定 大字吉田の氏神で、神社の名も岩尾(いわお・・・大きな石の意)と呼ぶように、巨大な二個の自然石をご神体とし、その間に祠を設けて岩尾大神が祭られている。 その昔、この地に神が降臨【こうりん】された際、持参されたと伝えられる襷【たすき】の跡のある巨岩、馬の蹄跡【ていせき】のある石、一荷にして運ばれたという庭の石などがあり、箪笥【たんす】、長持【ながもち】、葛籠石【つづら】、鏡石などと名付け、巨石崇拝の伝承として極めて貴重な存在となっている。 山添村 |
社殿後方の巨岩
「『波多野村史』は、岩石の形状から、向かって左を男性、右を女性と見ている。」(日本の神々4)とある。
この位置から男性の岩は見えない。岩に荷造りのひものような十文字の模様が入っている。
二つの巨岩の間に本殿がある。 『波多野村史』の言う左が男岩、右が女岩 |
少し左に回り込んで撮影 |
社殿の周辺は、巨岩がいっぱい
home 作成:2009.05.24