滋賀の野神【のがみ】
滋賀県長浜市木之本町大音【おおと】の野神
掲示 一ノ宮の白樫(野神・神木) 湖北地方では古くから塚や巨木を野神として祀る風習があります。雷・風雪に耐え、天を覆う大きい樹冠と苔むした表皮からは四百年の風格を感じ取れます。 大音区 賤ケ岳観光協会 |
滋賀県長浜市高月町渡岸寺の野神
掲示 湖北の各村には、「野神さん」とよばれる祭事があります。土地(農地)を守る神の宿す所として、村の出入口など、要となる場所に生い茂る大木に、注連縄を張り野の神を祀る伝統行事です。 この村(渡岸寺)の野神祭は、毎年八月十六日、シャギリ囃子も賑やかに盛大に執り行われます。 もう一つの掲示には、 往古、槻【つき】(ケヤキ)の巨木があることから、『高槻』となづけられたこの地は、大江匡房【おおえのまさふさ】(平安後期の歌人)が月見の名所と和歌を詠んだことから「槻」の字を「月」に改めたといいます。(以下略) |
野神に関するページは、ここが初めてです。
大音にある伊香具神社に参拝したのは17年前、そのおり野神の存在を初めて知りました。渡岸寺の十一面観音様にまたお会いしたくて出かけたのは5年前、再び野神に出会うことが出来ました。
home 更新:− 作成:2022.09.02