飛瀧神社【ひろう】(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)

参道入り口

参道入り口




参道を振り返る

参道を振り返る




那智の滝

那智の滝




境内看板

御案内
 その昔、神倭磐余彦尊(神武天皇)が、この大瀧を神と祀られ大穴牟遅神の御神体と仰がれました。後に飛瀧権現と称し、今日では飛瀧神社となり、崇めて「お瀧」と申します。
 高浜虚子は、この御瀧を「神にませばまことうるわし 那智の滝」と詠じています。
 大瀧は那智原始林から流れ出ている大川の流れがこの断崖にかかり落下して日本一の名瀑であり、世界遺産で国の名勝となっています。
 那智の瀧は直下一三三メートル・銚子口の幅は十三メートル・滝壺の深さ十メートル・平時の水量は毎秒一トン程度と申します。
 宇多上皇(一千百年余前)をはじめ百十余度の御幸があり、花山法皇の千日山籠り、又、役行者の滝業以来、修験道の道場となりました。
熊野那智大社
    別宮 飛瀧神社


那智原始林

世界遺産     平成十六年七月一日
国指定天然記念物 昭和 三年三月三日
 熊野那智大社の社有林で那智の御瀧と共に原始の姿をそのままに今日に伝えている貴重な存在である。
 林相は暖地多雨林の特徴を最も良く表わした本州第一を誇る原始林でその面積は約三十二町歩植物の数は約二百余種で珍奇の品種も多数あり南方熊楠もこの地で研究し学術上貴重な区域であるために一般の入山を規制し保護している。

熊野那智大社


那智の瀧「飛瀧神社」案内 世界遺産

 那智のお瀧は那智の奥山からわき出ている清い川水で断崖にかかり落差一三三米の瀧で日本一の名瀑と云われています。
 神倭磐余彦命がこの御瀧を大己貴命の御霊代として祀り後に飛瀧権現と称え今では熊野那智大社の別宮で飛瀧神社と申します。
 修験道では瀧修業場として最高の霊場とし文覚上人の荒行などで有名であります。
 お瀧水は古来「生命の母」と崇め延命長寿の霊水とする信仰が伝えられています。
 この那智の瀧付近は「世界遺産」であり吉野熊野国立公園特別地域・国指定名勝・那智原始林は天然記念物でもあります。

熊野那智大社
  別宮 飛瀧神社




光り石

光が峯遥拝石

「光り石」とも呼ばれているようです。
光が峯の頂上には磐座があるそうです。




滝の前にある岩。注連縄が巻かれている。




「伏し拝み」に至る道から那智の滝を望む

「伏し拝み」に至る道から那智の滝を望む

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home   更新:2009.05.31 作成:2008.06.10