名居神社【ない】(三重県名張市下比奈知)
参道入り口
社名標には「延喜式内 名居神社」とある、延喜式神名帳伊賀国名張郡二座の内である。
境内石碑 延喜式内社 名居神社由緒碑 鎮座地 三重県名張市下比奈知二千九十二番地 「日本書紀」によれば推古七年に大和地方が中心の大地震があって諸国に地震の神が祭られた伊賀では当名居神社がそれであろう 「ナイ」は地震の古語である 江戸時代は国津大明神と稱し比奈知川上流に散在する国津神社の惣社であった 祭神は 大巳貴命(おおなむちのみこと) 少彦名命(すくなひこなのみこと) 天児屋根命(あめのこやねのみこと) 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと) 蛭子命(ひるこのみこと) 明治四十一年には輿玉神社及び境内社七社を合祀している 例祭は 現在では十一月三日である 昭和五十九年 建之 |
拝殿
本殿
美しく彩色された本殿。右手に摂末社の屋根が見える。
手水舎の後方にある祠 金網とネットで覆われた池の中に鎮座 |
右から、橿原神宮遙拝所、皇大神宮遙拝所、その陰に石の祠がある。 中央奥に山ノ神の鳥居、さらに奥の玉垣内に多数の山ノ神碑がある。 |
名居神社の杜(2020.11撮影)
写真:2012.08撮影
home 更新:2020.11.15c 作成:2006.04.23