白魂稲荷大明神【しらたまいなり】(三重県名張市上小波田)

地図に「白玉稲荷大明神」と書かれていたのでその名称を使用します。
こちらの神社の存在は以前から地図上で知っていたが、なかなかお呼びがかからなかった。ある日の午後、急に思いつき参拝に行くことにした。

参道入り口

参道入り口
錠はかかっていなかった




鳥居と標柱

扉を開け一歩前へ
社名標及び鳥居の額には「白魂稲荷大明神」「徳叉迦竜王」の文字
寺社を巡っていて、八大龍王という文字を目にすることがあるが、徳叉迦竜王はその一




参道

伏見稲荷を思い出させる石段と鳥居の列
鳥居の裏側は、岡山県の文字が多くあった。
写真左奥に手漕ぎのポンプがあった。動かしてみたが、水は上がらなかった。←根性がたりんかったかも・・・




参道 参道を振り返る

登りの参道は続く




祠が二つ

左:徳叉迦竜王をお祀りする 右:白魂稲荷大明神をお祀りする
祠の間の石には稲荷大明神と書かれていた。
(左に見える鉄柱は祠の上及び祠の前方を覆うための支柱だと思われる。お祭の時テントをかけるのだろうか?)


徳叉迦【とくしゃか】竜王は八大龍王の内の一柱である。

難陀【なんだ】龍王 : 御法龍王の上長で、跋難陀龍王の兄弟
跋難陀【ばつなんだ】龍王
娑羯羅【しゃがら】龍王(娑伽羅とも書かれる) : 雨乞いの本尊
和修吉【わしゅきつ】龍王 : 多頭の竜
徳叉迦【とくしゃか】龍王 : 多舌で視線に毒があり、怒って凝視すれば人畜は絶命するという。
阿那婆達多【あなばだった】龍王 : 馬形の竜
摩那斯【まなし】龍王 : ヒキガエルの形の竜の王で、徳が優れていると伝えられる。
優鉢羅【うはつら】龍王

以上「世界大百科事典」(平凡社)によります。


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写真:2018.11撮影
home   作成:2020.01.04