臼杵石仏大日如来仏頭

臼杵の石仏です。仏頭の下には「臼杵石仏」と線刻されている。(正確には、古園石仏群の内の一体、大日如来の仏頭です。)
焼き物かどうかは不明ですが、土で形をつくり着色したものだと思います。中は空洞なのか、持つと軽いです。
30年以上前、大分県臼杵市にある磨崖仏を見に行きました。この置物はその時に購入したものだと思うのですが、記憶がまったく無い。簡単な屋根だけの石仏群を見て回ったことは覚えているが、売店はあったのだろうか?

弟夫婦が九州に旅行したおり、写メールをくれた。それはこの大日如来の写真だったが、何と、胴体の上に仏頭が乗っているではないか!
私が行ったおりには、胴体の前に置かれていたのだ。臼杵の石仏群は凝灰岩に彫られている。柔らかい石なので彫りやすかったのか、磨崖仏にしては非常に立体的である。それが災いして、首から上が落下してしまったのだ。
インターネットで確認した。やっぱり修復されていた。現在は、私が行った時とは比べものにならない立派な覆い屋に囲われている。さらに、石仏としては初めて国宝に指定されたそうだ。「ホキ石仏群」という言葉も懐かしかった。

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home   作成:2007.12.14