春日神社境内(名張市赤目町一ノ井)
文字が読めなかった。
『山の神信仰分布調査報告書』によると、「明治に下垣内と堂之前のものが春日神社に移された。」、「左が山の神碑」とある。
山ノ神講の年頃(当番)の人が、1月6日の暮れに碑の前に注連縄をはる等の準備をされる。
講員は、ウツギの枝を家族の男性の数と神さんの分を山で取ってきて、水引で束ね、餅と米を半紙に包んで付け鍵を作る。
1月7日の朝に参り、注連縄に鍵を掛けて「西の国の銭金、東の国の鍋釜、全国の宝引き寄せよ」と3回唄って引く。
境内のカシの木の枝を手折って持ち帰り、神棚に供える。カシの小枝は次の七草粥を作る際に焚きつけに使う。
写真:2005.03撮影
home 更新:2007.04.19d 作成:2006.09.24