名張市葛尾【くずお】の山ノ神
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葛尾八柱神社の境内、大きな木の根本に山ノ神碑がある。 鍵引きに使われたウツギの枝が掛けられている。 ウツギの枝には福袋が付けられている。 山ノ神碑の傍らにクラタテがあった。 クラタテは、半紙を四角に切って四隅に長さ30cmほどのカヤの茎を立て、先端に御幣を付ける。半紙の中心に長めのカヤを立て、その先にコウジと呼ばれている柑橘類を付ける。半紙の上にはタツクリ・串柿・鏡餅などを置き、神様が降臨する座を設定する。 名張でクラタテを行うのは、ここ葛尾と西田原だけだそうです。 |
鍵引きは1月6日の夜に行われる。(宵鍵といわれる。)ウツギの枝は家族の男性の数だけ準備し束ねて、カシの木の枝に引っかけて「西の国の糸錦、東の国の銭金、うちの倉へどっさりこ」と唱えて引く。
同地区は奈良県山添村葛尾(名張と同名称)と隣接しており、クラタテの行事は山添村の影響が大きいと考えられている。
また葛尾では山の神講が行われており、11月に当屋(当番)の家で懇親会が開かれる。
写真:2007.07撮影
home 更新:2008.04.02 作成:2007.07.02