美旗中村の山ノ神
中村区の十数件のお宅でお守りされている山ノ神です。
鳥居の貫に鍵引き神事に使った鍵が複数かけられています。
山ノ神碑
各地区の入り口にあったものを、集められた(時期は不明)そうです。昭和23年(1948年)に現在の形に整備されました。
「各地区の入り口にあった」ということから、山ノ神は道祖神的な役割もしていたのではないだろうか、と想像する。
旧鳥居
注連縄に吊られている草鞋【わらじ】等を見ると、勧請吊【かんじょうづり】(「道切り」【みちきり】とも言う)を連想する。
勧請吊も道祖神と同じ様に、ムラに疫病やその他わるいものが入るのを防ぐ目的を持つと考えられる。
勧請吊(道切り)
home 更新:2011.09.18b 作成:2006.06.01