名張市夏見字下出

国道拡幅や会社の寮建設の都度、鎮座場所を移動したそうです。
1月6日にお参りする宵鍵だ。
ウツギは、家族の男性の数と神様の分を束ねる。福俵は枝1本に2つ付ける。
鍵引き歌は「引いたりや、引いたりや、若の声で引いたりや、加賀の国の鍋釜、佐渡の国の銭金、伊勢の国の麦米、みなここへ引き寄せよ」
お供えは盆に餅、干し柿、ミカンを載せる。
鍵引きを済ませた後、1本持って帰り、庭の木に引っ掛けて豊作を祈る。

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名張市夏見字下川原

 

山ノ神碑2体は、もとは下川原の名張川沿いにあった。
昭和61年、道路建設のため隣接した芝出に移された。
宵鍵だ。1月6日の夕方、ウツギの枝に福俵を付けたものを、家族の男性の数と神様の分をを束ねて引く。
碑の前に注連縄を張って、それに鍵を引っ掛ける。
餅を供えるが、12個とか13個とか、家によって異なる。
餅はワラを焼いてあぶって持ち帰り、翌7日七草粥に入れて食す。
ウツギは1本持って帰る。

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home   更新:2007.04.19d 作成:2006.09.24