伊賀市西山【にしやま】の山ノ神
春日神社の拝殿に向かって左手、二本の幹に渡した注連縄に木の枝が掛けられている。
地元の方が山ノ口【やまのくち】と呼ばれている、山ノ神の祭祀場である。
1月7日、お餅・柿・みかん・干し鰯などをお供えし、注連縄に鍵(木の枝)を掛け、鍵引き歌を唄いながら引く。
鍵引きが終わると、会食をされるそうだ。
鍵に使う木は特に決めていないそうだ。 (注連縄に掛かっている木は樫の仲間のように見えた。) |
拝殿側から見る。 |
注連縄は当日の朝から綯【な】うそうです。8時頃から3人がかりで綯い始め、3時間ほどかかるそうです。
home 作成:2008.03.19