法蓮稲荷神社【ほうれんいなり】(奈良市法蓮町【ほうれんちょう】)

常陸神社の傍に鎮座する。


参道入り口 社殿

鳥居・拝殿の額には「法蓮稲荷大明神」の文字
御祭神:豊受大神


掲示

法蓮稲荷神社由来
当稲荷神社は往古より法蓮字大黒が芝(現ドリームランド入口北側の丘上)に鎮座され法蓮を始め近傍の住民より崇敬されておりました。もともとこの地には隼人石、七匹狐と称される石塚が存在したところから狐と関連する稲荷信仰と結びつき稲荷大明神が奉信されておりましたが、明治十六年にこの地は聖武天皇皇太子の那富山御陵墓
【なほやまごりょうぼ】と決定されることとなり、宮内省より堺県知事を通じ稲荷神社の移転が要請され結果として常陸神社の境内隣地が、清浄の地として社の移転先となり、ここに遷祀されたもので、以来百二十有余年、今日に至っております。ご祭神の豊受大神は食物の神、農業の神としてだけでなく人間の生活にとって根源的な役割を司る神様として、その広大無辺なご神徳を慕われて、その信仰が広がり殖産興業、開運招福、火防の守護神として多くの人々に最も身近な神様として崇敬されております。

   平成十六年一月吉日   法蓮稲荷講


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写真:2020.11撮影
home   更新:− 作成:2023.04.09