日吉大社西本宮(大宮)
『日吉社禰宜口伝抄』に「天智天皇七年戊辰【つちのえたつ】三月三日、鴨賀島八世孫宇志麻呂が詔して、大和国三輪に坐す大己貴神【おおなむちのかみ】を比叡の山口において祭る、大比叡宮と曰ふ・・・」とあるそうです。近江大津宮遷都(667年)の翌年に、天智天皇が大和の三輪明神をこの地に勧請したことになる。西本宮は、「大比叡宮」「大宮」と呼ばれるようになったのに対し、東本宮は、「小比叡宮」「二宮」と呼ばれる。「三代実録」嘉祥三年(850年)の条に、比叡神(大宮)が従二位、小比叡神(二宮)が従五位下に叙せられている。元慶四年(880年)には、大比叡神は正一位を得ている。
山王鳥居
西本宮楼門
西本宮楼門の垂木にある猿(神使)の彫刻
西本宮拝殿
西本宮拝殿前から西本宮本殿を望む | 西本宮本殿(国宝) |
祭神 大己貴神【おおなむちのかみ】
西本宮本殿高欄
宇佐宮域から西本宮本殿を望む。右手前の社殿は大宮竈殿社
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更新:2007.11.11 作成:2007.11.03