八幡神社【はちまん】(三重県名張市滝之原)


境内入り口

境内入り口
鳥居の額に「八幡神社」の文字、右手の立派な燈籠の正面に「太神宮」の文字・左側面は「常夜燈」の文字。




社殿

鳥居(右端)の後方左手に手水舎(白い手拭きが見える)、拝殿、本殿が並ぶ
石仏等は左隣にある龍性院のもの。




本殿

本殿
祭神:応神天皇

明治41年10月21日国津神社に合祀されたが、実際は今日までずっと祭祀が続けられている。『名張市史』には「理由は詳らかではないが、この神社に古くから伝わる歩射【ぶしゃ】の神事を保持するためではなかったろうか。」とある。(歩射とは、馬に乗らないで弓を射る事)



若子祭に関する掲示

若子祭【わかこまつり】に関する掲示

神社の前の道路から、水田を隔てた六・七十メートル前方の丘陵に立てられた的【まと】に向かって矢を射る。的の大きさは一辺1.5m位の方形で、竹の骨組みに紙を貼り、三重丸を描いたもの。面白いことに、名張市八幡の八幡神社における弓引神事は当たるまで射るのに対し、当社の場合は的に当たらない様にわざとそらして射るという。(『名張市史』による)


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撮影:2008.09.05
home   更新:− 作成:2021.09.05