両社八幡宮【りょうしゃはちまんぐう】(三重県名張市東町)
境内入り口
拝殿
境内看板 御祭神 一、若宮八幡宮祭神 仁徳天皇 磐之媛皇后 一、藤堂高虎公命 両社八幡宮由来 惣 社 正一位住吉宮境内ニ於イテ霊場ヲ設ケ、一宇ノ御神殿御造営シ、去ル文久二戌年六月五日勧請斉メ奉ル所也。 壱座 若宮八幡宮ト申シ奉ルハ、忝クモ勢州一志郡川上村ニ斉メ鎮座ス八幡神霊ヲ勧請鎮座ス。其霊験新タナル事 壱座 御元祖高虎君 御神像勧請シ奉リ鎮リ在座ス。故ニ両社八幡宮ト称ス。御神徳ノ明ラケキ事廣大ニシテ、其霊験諸人知ル所ナリ。別シテ御高祖 御神霊ハ有情非情ニ至ルマデ、春両ノ草木ヲ恵ムガゴトクニ、仁徳ヲ此ノ当国ニ施シ給フ御神霊ナレバ、士農工商貴賤ノワカチナク、忝ク此ノ恩恵ヲ蒙ラズト言フ事ナシ。 |
本殿 |
明治15年(1882年)7月18日、平尾字藤ノ木に鎮座の両社八幡宮を八町の鎮守として勧請しました。この平尾の八幡宮は津藩主藤堂氏の山荘に祀られていた両神の分霊を元治2年(1865年)この地に勧請したものです。明治41年(1908年)3月26日宇流冨志禰神社に合祀されましたが、社殿はそのまま残し、下八町(現:東町)の鎮守として尊崇を続けてきました。
(八町は明治14年(1881年)に創設されました。大正13年(1924年)に上八町、下八町に区分されました。)
写真:2007.01撮影
home 作成:2007.02.15