籠神社【この】(京都府宮津市字大垣)
犬小屋に入っております。さすが重要文化財、大切にされております。
境内看板
重文狛犬(阿吽一対) 伝 鎌倉時代作
伝承によると、作者の一心で魂の入った狛犬が、天正年中
不意に天橋立の松林に出現して、元伊勢詣りの参拝者
や通行人を驚かした。偶々【たまたま】親の仇討ちにひそんでいた
岩見重太郎が之れを聞いて鎮霊を決意し、一夜待ち構
えて音の方向に剛刀を一閃したところ、石の狛犬の前脚
が切れて出現が止んだと云う。以来社前に還座して専ら
魔除【まよけ】の霊験が聞こえたと伝えられる。
他所と違い、胴と脚がどっしりして、日本化された狛犬の
最大傑作と云われる。
籠神社へはこちら
写真:2007.04撮影
home 作成:2007.05.25