伊勢鳥居【いせとりい】

内宮大鳥居

皇大神宮(内宮)【こうたいじんぐう(ないぐう)】(三重県伊勢市)
駐車場から宇治橋を渡ったところにある大鳥居です。

伊勢鳥居の特徴

 (1)反り増が無い
 (2)島木が無い
 (3)額束が無い
 (4)笠木の木口が五角形
 (5)貫が柱まで

伊勢神宮の鳥居を代表とするので伊勢鳥居と言います。 伊勢鳥居は神明【しんめい】鳥居・伊勢神明鳥居とも言われます。 伊勢神宮を分祀した神社を神明社というところからきています。


内宮の宇治橋の内と外に大鳥居がある。高さ7.44mあるという。内側の鳥居(上の写真)は、内宮正殿旧殿の棟持柱を使用しているとのこと。
外側の鳥居は、外宮正殿旧殿の棟持柱が用いられているそうだ。正殿棟柱として20年、宇治橋の大鳥居として20年経過すると、
内側の鳥居は鈴鹿峠のふもと関の追分の鳥居に、外側の鳥居は桑名の七里の渡しの鳥居になるという。

関宿(亀山市)にある鳥居

関宿(亀山市)東の追分にある鳥居


七里の渡し(桑名市)にある鳥居

七里の渡し(桑名市)にある鳥居
2015年に建て替えられたので新しい。



外宮一の鳥居

外宮一の鳥居
内宮一の鳥居

内宮一の鳥居



赤い伊勢鳥居

外宮摂社御食神社【みけ】近くにあった豊玉稲荷大明神
お稲荷さんなので赤く塗ってあるんでしょうけれど、形はまさに伊勢鳥居です


前の頁に戻る     home  更新:2021.12.03e 作成:2005.05.22