青龍・白虎がお出迎え

平安神宮【へいあんじんぐう】(京都市左京区)

 

白虎の水盤 青龍の水盤

四神相応という言葉があります。四神相応の最高の地相を持った場所に平安京は建設されたと言われます。四神とは方角を司る神獣で、東を司るのが青龍、西が白虎、南は朱雀、北を司るのは玄武です。
風水思想からすると、青龍に相応するのは大河で、平安京の場合は鴨川が該当します。
白虎→大道→山陰道
朱雀→大池→小椋池(埋めたてられ現在はありません。広々とした平野でも良いみたい。)
玄武→山地→北山
平安京は四神に護られた土地ということになるそうです。

平安神宮の応天門を北向きにくぐりますと、右側に竜の水盤が、左側に虎の水盤がありました。設置されている位置から考えて、東の水盤は青龍、西が白虎を表現したものと考えます。散策中、玄武と朱雀はいないかそれとなく気を付けておりましたが、該当するようなものは発見することが出来ませんでした。



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写真:2005.04撮影
home   作成:2006.02.03