名張市家野下垣内【いえのしもがいと】の山ノ神


山ノ神碑

山ノ神碑
民家の背後にある山の尾根筋にある。
ウツギの鍵
案内して頂いたOさんが作られた鍵。
ウツギの枝に小石を入れた福袋がつけられている。
Oさんは福袋のことを「ホウデン」と呼ばれていた。

家族の男性数のウツギの枝を束ねて鍵をつくる。




鍵引きを行った後、山ノ神碑の傍でお供えの餅を焼き、家に持ち帰って七草粥に入れて食べるそうです。火を焚くのは、悪虫を退治する、おまじないの意味もあるとのこと。

山ノ神碑アップ 福俵

かつては、上垣内、中垣内の碑とともに、集落内の稲荷神社に集められていた。神社合祀令によるものと考える。同神社は明治41年薦生の中山神社に合祀されたが、戦後昭和21年旧に復した。このとき3つの山ノ神碑は上垣内、中垣内、下垣内に分散された。

鍵引き:ウツギの枝を家族の男性の数だけ束ねる。

碑までの道をおたずねしたら、Oさんは案内して下さるという。
民家の外れに猪垣があり、門を開けて山に入る。入ってすぐOさんが地面を示された。猪が昨夜地面を掘った跡だという。斜面が数メートルほど耕したようになっている。近くの細い木に巻き付いた蔓を引きちぎったOさんは、私に渡された。自然薯【じねんじょ】の蔓だという。猪は自然薯を掘り起こしたのだそうだ。近年、猪・鹿が民家の辺りまで下りてきて、農作物を荒らすという。栄養価の高い食物を食べ、一匹が生む子供の数も増えているという。
たしか74歳と言われたOさんの、山を登る足どりは確かだ。木に関するお話等を聞かせて頂きながら、尾根まで登りました。道を教えて頂いても、一人だったらたどり着けなかったにちがいない。道を間違えるか、結構距離があったので不安になり途中で引き返すかする可能性が大きかったと思う。
Oさん、ありがとうございました。 m(_ _)m

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home  作成:2008.03.18