名張市大屋戸【おやど】の山ノ神
杉谷神社境内、本殿右手、桧の大木(写真の中央よりやや左手奥)の根元に山ノ神碑がある。
ウツギの枝は、家族の男性の数と神さんの分を束ね、川石を稲ワラで包んだ福俵を付け鍵を作る。
20cmほどの竹の御幣10本を束ねて供える人もいる。
樫の木に渡した注連縄に鍵を引っ掛けて、山ノ神を引き寄せる。
鍵引きが終わると、宮司さんが用意した樫の木の枝1本づつ持ち帰り家に置く。
石組みの基壇に、山ノ神碑が鎮座
昭和50年代の造営の際、大屋戸、松原、夏秋三地区から六体の碑が集められた。
六体とも「山神」と刻印されている。
写真:2012.06撮影
home 改訂:2010.05.09 作成:2005.10.04