葛木水分神社【かつらぎみくまり】(奈良県御所市関屋)
延喜式内社の内、水分神社【みくまり】と称する神社は、大和に四社(吉野、宇陀、都祁、葛木)あり、いずれも大社である。他は、河内国の建水分神社(小社)の一社のみである。木津川水系の内、宇陀盆地には宇陀水分神社、都祁盆地には都祁水分神社、吉野川水系には吉野水分神社、当社葛木水分神社は、葛木・金剛の水系、大和川水系を代表していると考えられる。このような水分神社の配置は、古代の朝廷によって親祭された神社であったことによると考えられる。(日本の神々4)
参道入り口
割拝殿
割拝殿から本殿を望む
本殿 |
本殿 |
祭神:天水分神【あめのみくまりのかみ】、国水分神【くにのみくまりのかみ】
割拝殿にあった絵馬(明治参拾年に奉納されたようだ)
祈りの滝(2001年8月撮影)
初めて参拝(2001年)したおり、神社を行き過ぎて祈りの滝まで来てしまった。
少し先の水越峠を下ると、千早赤阪村に建水分神社がある。
home 作成:2013.06.01