中山神社【なかやま】(三重県名張市薦生)
本社は、春日神社の名で往古より現在地に鎮座していましたが、明治39年中山神社と改称されました。神護慶雲元年(767年)に春日神(タケミカズチノカミ)が鹿島から奈良に遷座した時の遺跡です。天正の乱で筒井順慶軍に焼かれましたが、慶長9年(1604年)8月21日再建の棟札が残っております。棟札には、「奉修三社御造営」とありますが、三社とは春日大明神を主神に天照大神と天神を合殿とした三坐のことだそうです。
中山神社に合祀された神社は以下の通りです。
山神社五社 薦生(明治39年12月5日)
稲荷神社 中山社境内(明治41年2月11日)
十二神社 薦生(明治41年2月11日)
金刀比羅社 薦生(明治41年2月11日)
八柱神社 鵜山(明治41年2月11日)※1
春日神社(境内社)(明治41年2月11日)
愛宕神社 鵜山(明治41年2月11日)
稲荷神社 家野(明治41年2月11日)※2
金刀比羅神社(境内社)(明治41年2月11日)
山神社 家野(明治41年2月11日)
八柱神社 葛尾(明治41年2月11日)※3
津島神社(境内社)(明治41年2月11日)
高塚神社 葛尾(明治41年2月11日)
※1:明治39年8月30日、区内山神社四社を合祀済み。
※2:明治39年11月17日、境内社八柱神社、若宮神社、渚神社および区内 山神社二社を合祀済み。
※3:明治39年11月17日、区内山神社を合祀済み。
写真:2010.05撮影
home 更新:2010.07.04b 作成:2005.09.01