水森明神【みずのもり】(福井県三方上中郡若狭町)
−瓜割の滝−
参道入り口
鳥居の額には「水森大明神」の文字。
石柱には「名勝水の森 瓜割 環境庁指定」の文字。(昭和60年環境庁が「名水百選」の一つに選んでいる。)
瓜割の滝。滝自体大きくない、が、素晴らしい景観だ。
(2枚をつないだ合成写真です。)
注連縄の奥から水が湧き出している。(鳥居の位置より見る。) 石が赤いのは紅藻類(希少種のベニマダラ)のため。水温が年間を通して12℃前後であること、きれいな水が豊富に流れており、年間通して枯れることはない、適度な木洩れ日がある等の条件で生育するという。 |
岡野玲子著「陰陽師」(原作:夢枕莫)巻8に、雨乞祈願の旅の話が出てくる。この巻を読んだとき、「お! 私が参拝した神社が全て含まれてるやんか。」と思った。コースを列記すると、水の森→鵜の瀬→貴船神社→室生龍穴神社→丹生川上神社(中社)→宮滝→天河弁財天となる。ただし水の森・鵜の瀬は未見だった。相互リンクして頂いている幽黙さんのブログ「久延毘古 独言」で「瓜割の滝」を紹介されているのを見て、こんな素晴らしいところだったのか、と早速出向いた次第。2009年7月、私は貴船からR367・R303で若狭へ向かったが、「陰陽師」の主人公安部晴明も、京・八瀬からほぼ同じコースでここ水の森に到着している。
home 作成:2009.07.21